自己氣圧法④背中(肩甲骨と背骨の間)
◆痛み・コリ・だるさなどを感じるとき、お試しください。
※原因として運動不足(使わな過ぎ)が考えられますので
(特に、利き腕と反対側に症状がある場合)、
体操や日常動作での工夫も取り入れてみてください。
※手が届きにくい箇所なので、自己氣圧法をしている腕が疲れない程度に、
休み休み行ってください。
※症状が改善しにくい場合は早めに医師にご相談ください。
◇イスに坐るか、胡坐または静坐で行います。
〈左側を行う場合〉
①上体を少し右に捻り右膝の方へ軽く頭を下げ背中もやや丸めます。
②右手の中指・薬指を氣になる箇所に当てます。
③右肘を左手で支えます(氣になる箇所に届きにくい場合は、
少し押し上げるようにします)。
※右肩の力は抜きます。
④15秒ほど、指を氣になる箇所に(温めるつもりで)当てたら、
そのまま頭を更に深く右膝の方へ数回下げます。
⑤少し指を当てる箇所を移動し、同様に4~5箇所行います。
⑥指を当てたまま上体をゆっくり戻し、それから手をゆっくり離します。
◇1~2分休憩。
⑦③の体勢から、指は当てたまま、右肘を支えていた左手を離し、
その左手を軽く握って拳をつくり、右膝の上方、
膝より更に前へ数回突き出します。
※拳を内側にひねってから、前に突き出したり、
外側にひねってから、前に突き出したり、いろいろ試してください。
※突き出す方向や高さもいろいろ変えてみてください。
⑧指を当てる箇所を変え、同様に4~5箇所行います。
◇最後に、少し胸を開く体操も。
胸に手を当てたまま、頭を反らせます。
※左右にも反らせるとさらに効果的です。